Q.2 ゼロ点調節(気泡位置を中心に合わせる)の方法が分からない。
水準器本体の調整ネジを操作して気泡位置を調整します。
詳しくは、ゼロ点調節方法をご覧ください。気泡の動きが安定しない場合は修理や調整が必要となることもあります。
Q.3 気泡の長さが短い(長い)。
気泡は気温によって伸縮します。測定の際には気泡の伸縮に関わらず、気泡の端を基準として測定を行って下さい。20℃で気泡が基準線に合うように製作されています。使用上の注意も併せてご参照下さい。
また、基準線を超えて気泡が長い場合は気泡管の破損も考えられます。
Q.4 円筒状のものを測定したいが精度が安定しない。
円筒状のもの(シャフトなど)は水準器のV溝の部分を使用して測定します。
Q.5 かなり古い製品を使用しているのですが。
気泡管の損傷や測定面に大きな傷や錆が無い状態であれば長くご使用頂けますが、数十年前の製品ですと使用に伴う小さな傷や錆などにより正確に測定出来ない可能性もあります。必要に応じて校正や修理を行って下さい。またJIS規格品については、規格の改定等により現在の規格と合致しない可能性もございます。